大学教員・教室運営・日本語教師として
関西のいろいろな大学で社会学、ジェンダー論、日本社会論、人間関係論などを教えてきました。
社会学の博士。単著・共著あり。
2007年-2012年にかけて、台湾の南の方にある大学で、日本社会論、日本語を教えていました(助理教授)。
台湾で得たもの
2013年に大阪交野市に作文小論文教室を開きました。
現在、日本語学校で専任として日本語を教えながら、教室を運営しています。
台湾へ連れて行ったとき小学4年生だった娘も、2023年に大学院(工学部)を卒業し、就職します。
まったくのアウェイな環境で、私も娘もいろいろと苦労をしました。
どうしたらいいのか途方に暮れることもしばしば。
そんなときは、丹念に状況を読むということがたいへん役に立ちました。
感情を入れずに、ひたすら状況を読みます。自分の感情すら状況の一つとして読みます。
そうすれば、今後の展開の可能性が見えてきます。
自分が望む可能性があるのかどうか、あるとすればどうすればそれが実現するのか、など、ひたすら考えます。
そんな思考訓練が、ずいぶん私たちを強くしたのではないかと思います。
現代社会を生きる子どもたち
現代社会は状況が非常に混沌としています。そのような中で、今どんなことが起こっているのか、自分はどうしたいのか、自分は何を望んでいるのか、
など、しっかり考えていくことは、先行き不透明なこの社会を少しでも幸せに行きていくために
必要な能力ではないでしょうか。
ぜひ教室に参加して、文章を書いたり読んだりするだけでなく、状況を読んだり作っていったりする力を
養ってください。
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