今回は、新聞記事を用いて、「国際社会の中の日本」について考えてもらいました。

 「日本企業を再評価 来日したハーバード大教授18人」2014/3/29 
 http://www.nikkei.com/article/DGXZZO68918930W4A320C1000000/ (ただし、閲覧は一部のみ可)

 1980年ごろ、『ジャパン・アズ・ナンバーワン』などの研究が海外でも盛んになされ、日本的経営が世界的に注目されました。しかしその後、日本経済は停滞期を迎え、世界の関心は他の新興国へと移っていきました。それが近年、東日本大震災およびアベノミクスによって、日本の経済活動は再び世界の注目を集めるようになってきています。

 日本と世界が緊密に結びついていることを感じてもらいたいというのが一つ。また、そのなかで日本はどうあるのが望ましいのか──これから未来を創っていく子どもたちに考えてほしいというのがもう一つの目的です。

 子どもたちの反応は・・・ちょっと難しかったようですね。
 内容の理解に時間がかかり、自分の考えを深めるところまではなかなか到達しませんでした。

 たとえば、「同教授」というときの「同」の使い方、「欧」の意味、「ヒエラルキー」「象徴」の意味などなど・・・[参考]

 それでも、がんばってテーマと格闘し、新しくわかったことやそこから考えたことなどを、簡単にですが書き記してくれました。

 みんながんばって書いてくれました。そのなかから3篇だけご紹介しますね。(比較的新しい生徒さんの作文からです~!)


↑小6のAちゃん。
日本が世界からどう見られているのか、それに対して、ではどんな日本にしていったらいいのか、の入口に辿り着くことができました。これからもアンテナをしっかり張って、自分が生きるということ、そして自分がその中で生きるべき社会がどうあってほしいのかということについて、少しずつ考えていって欲しいですね。

↑小6のRくん。
難しい内容を書こうと思えば、文が乱れてしまいますね。自分が書いた文章を読み直して、自分で直すことができるようになったらいいね。
また、内容は拙いながら、「ヒエラルキーが硬直」という指摘に反応して、自分の「引き出し」にあった知識をうまく引っ張り出しましたね!天皇には敬語、大統領は普通の表現・・・日本のヒエラルキーはどうなっているのでしょうね!? 今回引っかかったこの点、これからも少しずつ考えていってくださいね!

↑中1のKくん。
書出しの「引用」がうまいですね。全体の流れもきれいです。
テーマが難しくてなかなか筆が進みませんでしたが、自分がこれまでに見聞きしてきた知識たちをうまく引っ張り出してくることができたら、もっとよかったですね!